2014年11月11日火曜日

流水の三作用の実験(5年生 理科)

今日の2限目、5年生が土とトレイを用意して理科の実験を行っていました。流れる水の三作用について調べているようです。トレイに土を入れて傾斜を変え、同じように水を流したときの運搬作用の違いを較べていました。
土の先には鉛筆削器の削りくずが置いてあります。水の運搬作用をわかりやすく見るための子どもたちの工夫です。土のうえから洗瓶で水を注ぎ、”大雨”を降らせたところ、土が浸食され流れ出しました。「傾斜が大きい方が勢いよく流れる」「くずの流れ方が違う」など実験の結果を見つけ出していました。
この実験結果をもとに次は実際の佐分利川を観察して浸食作用や運搬作用、堆積作用の痕跡を見つけ出すようです。5年生は昨年度福井子ども環境フォーラムで「佐分利川と人々のくらし」をテーマに佐分利川の研究を行いましたが、また違った視点で佐分利川を学ぶことになります。傾斜の急な佐分利川は、大雨の時は浸食作用や運搬作用が激しい危険な川であり、そのために様々な対策がとられていることを知って欲しいと思います。