2014年5月27日火曜日

算数科授業研究(5年生)

本日1限目に、算数科の提案授業を行いました。単元名は「小数×小数」。小数倍したときの大きさを求め、その計算の意味を考えます。本日は、ひまわりの背丈をもとに考えました。できるだけ、子どもたちの考え方を出し合いながら、子どもの中で練り合い、計算の方法やその意味について理解を深めさせようと工夫した授業展開です。

子どもたちは、課題を関係図で表すなど他の人に説明できるまで深く理解しようと取り組みました。2倍とか3倍とかいった整数倍は理解できるのですが、1.6倍など小数倍という概念は、なかなか捉えることが難しいようです。
本校の研究主題が「自分で考えを持ち、伝え合い、学びあう児童の育成」であり、黒板を使って児童が全体に説明する場面をつくったり、ペアで意見交換する場面をつくったりするなど自分の考えを表現する時間を保証していました。
グローバル社会を生き抜くために必要な「21世紀スキル」には、批判的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力、コラボレーション能力、ICT活用能力、自立的に学習する力などが挙げられています。単に計算ができるだけではなく、算数(数学)を活用できる力(リテラシー)を身につけるにはどうすればよいのか、模索が続きます。