2014年1月29日水曜日

新入生体験入学(佐分利保育園児来校)

  本日,平成26年度入学予定の佐分利保育園の子どもたちが,体験入学に来ました。
 5年生と1年生との交流の時間をもちました。
 5年生では,3学期の総合的な学習の時間の活動として,「わたしたちにできること」というテーマのもと,保育園の子どもたちとの交流を進めていきます。今日は,その活動の一つとしてこの交流に取り組みました。  
 事前に5年生の子どもたちで話し合って,保育園の子どもたちが簡単に楽しめる遊びは何かを考えました。その結果,「しっぽとり」と「ジャンケン列車」のゲームをすることに決めました。
 「しっぽとり」では,しっぽを取られても,もう一度しっぽを付けてもらえるようにしたり,楽しい歌を歌いながら「ジャンケン列車」を作っていけるようにしたりして,保育園の子どもたちにできるだけ楽しんでもらえるように工夫をしました。
 5年生は,来年,自分たちが6年生になった時に入学してくる子どもたちのためにと,一生懸命活動していました。そして,楽しそうにしている様子を見て,自分たちも大変うれしそうな様子で,来年度リーダーとして活躍することへの意欲が芽生えてきたようです。
















 


 次に,1年生が保育園の子どもたちのおもてなしをしました。「保育園の子どもたちに喜んでもらえるように」という気持ちで,準備の段階から取り組んできました。
 最初に,縄跳び・馬跳び・文字書きなどの得意技を見てもらいました。
 次に,「おみせやさん」を開き,買い物を楽しんでもらいました。前回,自分たちでやってみて,改善点を直したので,比較的スムーズに進めることができました。保育園の子たちは,買い物かごがいっぱいになって,うれしそうな様子でした。1年生も準備した商品が全部なくなり満足気でした。
  その後,自分たちで作った「冬の言葉かるた」をして楽しんでもらいました。
 最後に,「さんぽ」を一緒に歌った後,メダルを贈りました。             
 帰り際に,ジャンバーの襟をさりげなく直してあげている姿が見られました。また,終わった後,振り返りをする中でも,「楽しんでもらえるように,ずっと笑顔でいられた」「よく聞こえるように,大きな声で言えた」など,保育園の子どもたちのことを考えて行動できたようでうれしかったです。入学してからずっと,上級生たちにお世話をしてもらうばっかりだった1年生が,今日ばかりは,ちょっぴり“先輩”になって,エスコートしている姿がほほえましかったです。