2013年12月16日月曜日

バドミントンブーム到来

中休みや昼休みなどまとまった休み時間の前になると、授業を終えた子どもたちが急いで職員室にやってきます。バドミントンのラケットを借りるためです。次々と「バドミントンのラケット貸してください」と言ってラケットとシャトルを借りたら一目散に体育館へ。ラケットは9本しかないため、借りることができればラッキーです。今日は、中休みは3年生が、給食前は4年生と5年生が借りることができました。
借りることができるラケットは、ひとり一本と決められています。従ってラケット数と遊ぶ人数では、ラケットが圧倒的に少ない状況です。しかし、体育館に行くと、子どもたちなりのルールで交代しながらバドミントンを楽しんでいました。当然思った通りにならないことやルールを巡ってのトラブルも起こりますが、それも大切な勉強の一つではないでしょうか。ちゃんと話し合いをして解決しているようです。
子どもたちの様子を見ていてすごいと思うことは、どんなに楽しんでいても、時間になると誰かが号令をかけなくても自然に遊びをやめて次の行動に移ることです。職員室に戻り「ラケットをかしていただきありがとうございました」と次々と告げて給食に向かいました。学校全体がノーチャイムなので、時計を見て行動する習慣は身についています。そして、知らないうちに上級生の行動を下級生がまねることで色んなことを学んでいきます。このような自然の学びを大切にしたいと思います。