2013年12月27日金曜日

地域探訪シリーズ(第17回)

今回紹介するのは、きのこの森の中にある「きのこものしり館」です。きのこの森は、おおい町の特産品である「きのこ」のモチーフとしたミニテーマパークで、子どもが遊ぶのに適した施設があることから、県内外から多くの親子連れが訪れる施設です。佐分利小学校から歩いて10分程度の非常に近い場所にありますが、「きのこものしり館」は立ち寄ったことがなく、今回訪れてみました。
デザインされた長い階段を登ると、そこに「きのこものしり館」がありました。入場は無料で、きのこの基礎的な知識を工夫されたディスプレイで子どもでもわかりやすいように展示されています。特に驚いたのは、本物のしいたけの菌床栽培のようすを見ることができる点です。菌床栽培とは、おがくずに栄養添加物と水を加えたものにしいたけの菌を接種して培養した人工培地のことで、このような方法でしいたけが栽培されていることを初めて知りました。
また、この菌床培地は、「きのこものしり館」で販売されていました。早速購入してみました。おおい町では、菌床しいたけを「錦賞しいたけ」と名付けて販売しているそうです。ほた木による栽培は、適した場所と一定のスペースが必要ですが、これなら室内に置いておいても育てることができるし、インテリアとしての価値もあります。中身を見ると、すでに小さなしいたけの子実体が育っていました。
毎日、霧吹きで水分を与えてやると1週間程度で収穫ができるそうです。今年のお正月の楽しみにしたいと思っています。
2013年もいよいよ押し迫ってまいりました。今日で佐分利小学校も今年のすべての業務を終了します。保護者や地域の方々に支えられながらの1年でした。あらためて感謝申し上げます。2014年は、更に良い年になるよう祈念して今年のブログを終了します。今年も様々な御支援ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。皆様、良いお年をお迎えください。