2013年6月11日火曜日

校舎内外のすてきな場所シリーズ(第14回)

今日紹介するすてきな場所は、「ふれあい広場」と命名されているオープンスペースです。児童玄関から入ったところにあり、図書館とつながっています。2階吹き抜けの開放的な空間で、壁面には明るい虹をモチーフとした壁画か飾られています。ここにはいすの他、丸と六角形のソファーが置かれており、子どもたちが遊んだり、本を読んだり、リラックスしたりする場所となっています。本日の朝は、写真のように高学年がソファーでリラックスして本を読んでいました。
図書館と反対側のスペースには、写真のような掲示板があります。さまざまなお知らせのポスターの他に、5月22日に行った田植え体験の感想文が張り出されていました。全校で共有した体験をもとに「ふれあえる」場を演出しています。
正面は、英語コーナーになっています。着せ替え人形と着せ替えの服が用意されていて、自由に服装を変えることができるようになっています。数日前と上着の色が変わっていました。誰が着せ替えたのでしょうか?
また、目立たないですが正面の柱に本日を表す英語の表示がありました。毎日観察していると、確実に日にちや曜日が入れ替えられています。毎朝、児童会の執行部の子が入れ替えているとか。地道な活動ですが、少しでも英語に親しむものになれば、と思います。
このオープンスペースは、太陽の光であふれていて、とても開放感のある空間となっているのですが、これまでの学校とは何かが違うと感じていました。そしてそれは窓ガラスの綺麗さであることに気づきました。他地区でもこのようなオープンスペースを持つ学校が少しずつですが増えてきています。それぞれにすばらしさはあるのですが、日がたつにつれ、その輝きが失われてきます。オープンスペースの窓ガラスが、簡単には清掃できない位置にあり、風雪によって特に外側のガラスの汚れてくるからです。佐分利小学校の窓ガラスは、鳥がぶつかるほどどこも綺麗に掃除されています。これは町が窓ガラス掃除など校舎の環境維持に予算をつけていただいているからに他なりません。このような陰の力に支えられているふれあい広場は、子どもたちの学習だけでなくメンタルヘルスにも役立っていると感じました。