2013年6月28日金曜日

学校のすてきな場所シリーズ(第19回)

今回紹介するすてきな場所は、一輪車のある風景です。校舎と体育館の間の遊具がある一角に、一輪車を保管するスペースがあります。新しいものから古いものまで合わせると50台ほどの一輪車があります。
子どもたちは、中休みの時間や昼休み、放課後の時間など暇を見つけて一輪車に乗りに来ます。水曜7限目のクラブの時間に体育大会で披露する一輪車のショーの練習が始まったせいか、一輪車で遊ぶ児童が増えてきました。
高学年は、手慣れたもの。手をつないで乗ったり、円を描くように乗ったりと様々な技を当たり前のように披露してくれます。その一角でかわいい光景を見ることができました。一年生が一生懸命に乗ろうと練習している姿です。遊具の柱につかまって、何度もチャレンジしている姿はとてもほほえましい光景です。上級生が一輪車を乗っている姿を見て、あこがれてチャレンジする。これまでもこのような光景が繰り返し見られたのだろう思うと、伝統の重さを感じます。まだ体育大会までには時間がありますが、それまでにひとりでも多く乗ることができるようになるといいな、そう思いました。

 


給食試食会がありました

 今日は,町の給食運営委員さんの給食試食会でした。本校には,鹿野区にお住まいの町議会議員,尾谷さんが来られました。町の給食をよりよくするために,子どもたちの配膳の様子や給食を食べる様子について見ていただいたり,残食の様子や献立について尋ねられたりしました。給食は1年生と一緒に試食していただきました。
校長から尾谷さんの紹介がありました。
 
1年生と一緒に楽しく試食していただきました。
    今日の献立は,「ご飯,じゃがいもとインゲンの煮物,なすのミートグラタン,ミニトマト,味付けのり」でした。なすの苦手な子どももグラタンに入っていると,ミートソースの味でおいしく食べていたようです。
ミートグラタン,とってもおいしかった!!



2013年6月27日木曜日

シイタケ料理を作りました

5年生の家庭科でシイタケを使った調理実習を行いました。

シイタケの写真を使って学習

 調理の前におおい町の特産であるシイタケについて出荷量や原木栽培や菌床栽培の違い、成長の過程等について学びました。

 実際にシイタケを菌床から収穫しました。
「いいにおいがする」「虫が付いてる」といった声や、ヒダの感触を触ってみたりと五感を使ってシイタケを観察していました。
 収穫したシイタケを使って炊き込みご飯とちぢみを作りました。
苦戦しながらも食べやすい大きさに切ることができました
切ったシイタケとサツマイモを混ぜて炊き込みご飯に
ちぢみをみんなで協力して焼きました

 包丁の使い方やちぢみを裏返すのに苦戦しながらも、火を調節しながら上手にちぢみを焼くことができました。炊き込みご飯はシイタケの良い香りがし、ちぢみはシイタケの食感とゴマ油の風味が良くとてもおいしかったです。
 料理のことを学ぶとともに、おおい町の特産について知る良い機会になりました。

2013年6月26日水曜日

さわやか集会


 本日、給食後、保健体育委員会による「さわやか集会」が行われました。
 『8020』(八十才になっても自分の歯が20本以上残っているようにしようという目標の数字)をめざして、むし歯予防のお話をしてくれました。口の中にはミュータンス菌という歯をとかすバイ菌がいること、ミュータンス菌は口の中の甘い物が大好きで、それをエサにして歯をとかす仕事をしていることなどを劇でわかりやすく発表してくれました。
 


 この「さわやか集会」というのは、本校が昭和55・56年にむし歯予防推進校(文部省指定)に指定されたときから続いている歴史と伝統ある集会です。この「さわやか集会」という名前も、当時の全校児童から募集し、歯をみがくと口の中も、心もさわやかになるということから名付けられたようです。
 子どもたちにとっては何十年も先のことですが、丈夫で、健康な歯を守るには、今からの生活の仕方が大切だということを感じとってくれるとうれしいです。

修学旅行でのPR活動が県議会で取り上げられました

5月の修学旅行(第1日目)でも紹介したのですが、6年生が修学旅行中に奈良公園で自分たちが作ったおおい町を紹介したPRパンフレットを配った活動について、昨日の県議会で紹介されました。昨日の県議会では、ふるさと教育に関連して、修学旅行を活用して子どもたちが地元について学ぶことは重要ではないかという質問がありました。それに対し、林県教育長の答弁中に次のような紹介がありました。一部抜粋して掲載します。
「・・・おおい町にあります小学校では、奈良県を訪れた際、6年生が自分たちの手作りのパンフレットによりましておおい町にありますようなキノコの森のような観光地あるいはしいたけなどの特産物、こういったものを旅先で福井のことを紹介するということで、相手に理解してもらおうとする努力を通して、自らも福井のよさをより深く認識できるような機会になったということであります。・・・」(音声を起こしているため、一部間違いがあるかも知れません)」
このPR活動の後、パンフレットを受け取った宮城県しおがま市の方から葉書をいただきました。内容の一部を紹介します。「○○さん(パンフレットを渡した児童名)こんにちは!!東大寺大仏殿で学習成果をまとめた立派な冊子を頂いて嬉しく読ませていただきました。私は宮城県在住ですが・・・(中略)おおい町のことが詳しくわかりました。
福井県には、一度行ったことがあり、今使っているはしは、小浜のものです。あなたに会って福井がとても身近に感じられました。これからも元気で一生懸命勉強して下さいね。ありがとう!!」(写真には個人情報部分は修整してあります)このような活動は、以前から行われていて、奈良公園で地元を紹介する紙芝居をしたこともあるそうです。このような活動を通して、地元の良さを感じ、地元に残って地元に貢献できるような人材が多く育ってくれると嬉しいです。

2013年6月25日火曜日

水で絵を描いたよ!


    1年生の生活科で,ペットボトルに水を入れて,地面に絵を描きました。花火や顔,カブトムシなど,楽しいものがたくさん描き上がりました。
     だんだんエスカレートして,頭の上から,「打ち上げ花火!」と水を噴射して,頭から水をかぶっていましたが,それも気持ちよさそうでした。夏ならではの遊びですね。

 
お花


花火


打ち上げ花火


 


学校内外のすてきな場所シリーズ(第18回)

今回は、バリアフリーの校舎について紹介します。写真は学校の児童玄関をサイドから撮影したものですが、左右にこのようなスロープがあります。同じように体育館玄関にも左右のスロープがあり、子どもたちが校庭に出るときに使う出入り口にも中央に1本のスロープがあります。
左の写真は、児童玄関から校舎へ入る下足箱周辺ですが、わずかな段差にもスロープが準備されています。
右の写真は、体育館に向かう廊下から体育館方向を撮影したものです。体育館は、校舎より僅かに高くなっていますが、その間には、滑り止めが施されたスロープで結ばれています。とにかく佐分利小学校には段差がありません。廊下と教室、廊下とトイレなどにも段差がなく、バリアフリーの思想が徹底されています。
普段は利用しませんが、児童玄関正面にはエレベーターがあります。以前勤務していた学校で、生徒がケガをして一時車いすでの学校生活になったときがありましたが、そのとき段差をカバーする簡易のスロープを作ったり、階段の上がり下がりを補助する係を決めたりと大変な苦労をした記憶がよみがえって来ました。佐分利小学校では、エレベーターも含め、十分な対策がなされています。普段は気づかないところにも細やかな配慮がなされている校舎の施設は、すてきだなと思いました。

2013年6月24日月曜日

毎日、毎日、成長中!!

 3年生は、農園に毎日水やりに行きます。
水やり当番は決まっていますが、水やり当番以外の子も水やりサポーターとして水やりに参加しています。

 子どもたちの楽しみは、毎日ぐんぐん大きくなっていくスイカを見ることです。
ピンポン玉→野球ボール→ソフトボール・・・というように、日に日に大きくなります。
田んぼでお世話になっている山本さんが畑の周りにぐるりと柵と網を張ってくださったおかげで
おサルに食べられる心配もなくなりました。


 
 小玉スイカと大玉スイカを植えたので、種類によってにおいは違うのかな・・・と鼻を近づけてにおいを嗅ぐ子もいました。どうやら、種類は違っても匂いは同じということでした。
 

 子どもたちは、スイカを食べられる日を心待ちにしています。



 

地域探訪シリーズ(第8回)

今回紹介する地域は、佐畑地区です。佐分利小学校から県道1号線を上流に向かって歩いておよそ10分。佐畑地区を示す看板が見えてきました。ミニテーマパーク「きのこの森」とおなじ佐分利川北岸の上流に位置しています。
県道からは、写真のように佐分利川を渡る橋が架けられています。他の地区と違って、佐分利川から集落までは余り離れていません。佐分利川を渡るとすぐに集落に入ります。集落の戸数も比較的少ない、こじんまりとしている感じです。
集落に入ると浅い谷ですが、しっかりとした川が流れていました。佐分利川水系「佐畑川」と書かれていました。土石流危険渓流との看板があり、おそらく川の落差が大きいため、大雨が降ると一気に水量が増す危険性があるのかも知れません。訪れたときは、水量も少なく上流にある人工の滝から心地よいせせらぎが聞こえていました。
他の地区と同じように、集落の一番奥には歴史を感じる祠が祭られていました。他の地区とは違って佐畑川から離れ、山道を10m位登ったところにありました。佐畑地区から通う児童は1名です。集団で登下校ができないために石山地区の児童8名に混ざって通学しています。比較的近い地域ですが、安全に登下校してもらいたいと思いました。

2013年6月21日金曜日

前期指導主事訪問

 本日,前期指導主事訪問がありました。一般参観授業では,全学年で5限目の授業を公開しました。
1年生 国語「こんないしをみつけたよ」
2年生 国語「うれしいことば」
3年生 国語「昔,中国に象がいた(古代文字)」
4年生 国語「一つの花」
5年生 国語「敬語」
6年生 外国語活動「いろいろな建物や店の名前」
 全体会では,指導の先生方に教育計画や授業についての御指導や御助言をいただきました。今後も,研究主題『自分の考えをもち,伝え合い,学び合う児童の育成』に向けて,全教職員が一丸となって教育活動に取り組んでいきたいと思います。

1年生 国語「こんないしをみつけたよ」

2年生 国語「うれしいことば」

3年生 国語「昔,中国に象がいた(古代文字)」

4年生 国語「一つの花」

5年生 国語「敬語」

6年生 外国語活動「いろいろな建物や店の名前」

学校内外のすてきな場所シリーズ(第17回)

今回紹介するすてきな場所は保健室です。玄関から入って左の突き当たりにあり、2面が窓に囲まれた明るく開放的なスペースになっています。教室から階段ひとつで降りてくることができる位置であり、利用しやすい場所にあります。毎日4~5人ぐらいの利用があります。保健の先生は、けがなどの処置だけでなく、子ども同士のささいなけんかなど心のケアにも丁寧に対処していただいています。
入り口には、先日行われた歯科検診の結果が歯の楽しいイラストで標示されていました。虫歯のある人は、早く治療してにこにこマークに張り替えてもらいたいものです。
佐分利小学校の保健室には、写真のように専用のトイレとバスタブ、シャワーまで完備されています。様々な子どもたちへのケアがしやすい充実した設備が整っています。
体の具合の悪い子どもたちが休むベッドも写真のように収納式となっており、使用しないときには、その空間を有効利用できるつくりになっています。病気やケガの治療だけではなく、予防活動にも積極的に活用されている保健室はすてきな場所だと思いました。

2013年6月20日木曜日

なかよし班遊び

                                            
  今週から毎週木曜日の昼休みの時間を使った「なかよし班遊び(縦割り班遊び)」が始まりました。今日は,ドッジボールをしたり,鬼ごっこをしたりと6年生が中心となって考えた遊びをみんなで楽しく取り組みました。こういった遊びの中で,異学年交流を深めてほしいと思います。

雨天時の登校の様子

北陸地方も梅雨入りが宣言されて二日たちました。本日も梅雨らしい天候で、朝から雨が降ったり止んだりしています。昨日は大雨で心配でしたが、佐分利川の水の流れも豊かさを取り戻し、恵みの雨であることは間違いないようです。
佐分利小学校から下の地域の中間地点付近にある「おかやすはし」で子どもたちの登校の様子を観察していると、遠くから黄色い傘の花が近づいてきました。プール学習も始まったこともあり、大きな荷物を抱え、傘をさしての登校はかなり大変です。
広岡地区の集団には、神崎地区の一年生1名が合流しました。ともだち同士でも元気よく「おはようございます」とあいさつして列に加わりました。一番遠い万願寺地区の集団には、見守隊の方がついてくださっています。岡安地区の3名の集団と歩いていると、この中では一番近い笹谷地区の子どもたちと合流しました。
本日は、雨は降っていましたが風はほとんどなく危険を感じることはなかったですが、雨風の他にイノシシやサル、シカなどの野生動物に遭遇するといったリスクもあります。久しぶりに見かけたカタツムリを見ながら、豊かな自然とは表裏一体で危険も潜んでいることを体感しました。改めて見守隊の方々のありがたさを実感した朝でした。