2013年5月10日金曜日

地域探訪シリーズ(第4回)

第3回に引き続き久保地区の紹介です。写真は、県道1号線から久保地区に入る橋の上から佐分利川下流方向(北側)を撮影したものです。舞鶴若狭自動車道の高架が周りの自然とはミスマッチのようにも見える光景です。ここからは佐分利小学校は見えません。ここから子どもたちが毎日登下校している通学路を歩いて見ることにしました。
  1. 久保地区からは、佐分利川東岸の道路を歩いてきます。約1km歩いた地点で舞鶴若狭自動車道の高架の下をくぐります。さらに約500m下ると佐分利大橋交差点にたどり着きます。写真は別日に子どもたちが登校してくるようすを撮影したものです。この交差点付近に佐分利小学校より上流にある地区から徒歩で通学してくる子どもたちが集結するようです。交差点には、毎日見守隊の方が安全に交差点を渡れるように見守ってくださいます。とてもありがたいことです。
交差点を過ぎると学校までは一本道です。歩いた日はちょうど田植えの準備中。田おこしにより、心地よい土のにおいに包まれていました。遠くに佐分利小学校の校舎が見え始めます。歩いている途中に4名の児童や保護者の方とお会いしました。顔を見て笑顔で挨拶してくれる子どもたちを見て、佐分利地区の一員になれたような気がしてうれしく思いました。
さらに1km強の道のりを歩くとようやく学校に到着しました。大人の足で約28分かかりました。約3kmの距離です。山沿いから佐分利川沿いを歩き、その後たんぼ道といった変化のある道のりでした。子どもたちは、このような環境の中で四季を感じなから登下校していることがわかりました。