2013年5月31日金曜日

教育実習

今日は,教育実習生による書写の授業(5年生)が行われました。
導入の場面では,筆の使い方のポイント
①毛先が揃っているか
②筆を立てて書けているか
について説明をしながら,先生が見本を見せていました。
先生の作品に児童からも歓声が上がっていました。


先生の説明を聞いた後は,児童が実際に書きながら練習をする時間です。
どの児童も黙々と練習に取り組んでいました。
集中して書いた分よい作品が仕上がっていたように思います。


教育実習が始まって2週間。
先生もずいぶんと学校の雰囲気に慣れてきました。
また,児童も先生にとても親しみを持って接している光景をよく目にします。
残り2週間も,若さあふれるパワーで精一杯がんばってほしいと思います!!

校舎内外のすてきな場所シリーズ(第13回)

今日は、子どもたちの歓声が響く、朝のひとときの紹介です。昨日とうって変わり本日(5月31日)は、快晴。登校後着替えた児童は、一斉に植木鉢のところに集まります。1年生は朝顔やホウセンカにペットボトルを利用したじょうろで水やりです。
2年生は、キュウリやナス、トマトの野菜苗に水やり。「葉っぱが多くなった」、「花が咲いた」、「小さな実ができた」などの歓声が響きます。水やりとともにしっかり観察が行われています。植物の日々の小さな変化も見逃さない観察眼には驚きです。
農園では、1年、2年、4年生が水やりに来ていました。農園には水道がないため、写真のような大きなタンクに水をため、利用しています。じょうろに水を汲むときも順番を守っています。自然とルールができあがっています。
水やりを見ていると、ひとりがマルチの穴を広げ、もうひとりがその広がった穴に水を遣っています。自然と協力体制ができあがっています。3日前に老人クラブのお手伝いをいただいて植えたサツマイモ。まだ根付いていないようでしおれている苗もあり、子どもたちは心配していました。様々な心に響く経験が、朝の短時間の中で積み重ねられています。

2013年5月30日木曜日

なかよし班の名前を決めました。

 今日,昼休みの時間になかよし班(縦割り班)に分かれて各班の名前を考えました。 6年生がリーダーとして司会をして低学年からも意見がでるよう工夫していました。
 
 
 決定した名前は,6年生が手作りで班の旗を作り,全校生に紹介します。
前回の活動で使用した「自己紹介カード」も掲示する予定です。
 なかよし班(縦割り班)の活動を通して,高学年のリーダー性を図ると共に,低学年児童に対する思いやりの心が育つことを願っています。
 
 

 

 

校舎内外のすてきな場所シリーズ(第12回)

今回紹介する場所は、校舎そのものです。宮殿を連想する佐分利小学校の校舎を観察すると、ピンクと白の組み合わせによって統一されていることに気づきます。ファンタジーを感じさせる雰囲気は、その色遣いによるものではないかと思います。
正面は、御影石(花崗岩)が使用されています。よく見ると、カリ長石を多く含む桃色花崗岩と斜長石を多く含む白っぽい花崗岩が効果的に組み合わされています。
校舎正面の石畳も同じように、ピンクと白の花崗岩の組み合わせに岩石名は分かりませんが(閃緑岩?)色の濃い石によりラインが引かれ、アクセントとなっています。
校舎のサイドや体育館は、同じようにピンクと白のタイルによって外観が構築され、全体的な統一感を演出しています。この色遣いによって、ディズニーランドにも似た”やさしい”・”おだやかな”・”楽しい”心理状態で学校生活を送って欲しいといった設計者の願いが伝わってくるように感じました。

2013年5月29日水曜日

交通安全教室

本日、交通安全教室が行われました。
 
雨が心配されたため屋内での開催となりました。
体育館で挨拶が行われた後、1,2年生はふれあい広場に、3~6年生は食堂に分かれて自動車の乗り方を学ぶビデオを見ました。
高学年では鑑賞後に「左右確認や一時停止などのルールを守ることの重要性を知った」、「はじめて知ったことがあった」などたくさんの感想が飛び交いました。
“危険運転がどのようにして事故につながるか“ということを理解できたように感じました。
1,2年生は自転車点検の仕方や交通ルールについて学びました。
クイズが出題されるとその都度回答をつぶやく様子が見られ、積極的に知ろうとする様子が伺えました。
危険運転の映像が流れると「危ない」と声が上がるなど、ルールを守ることの大切さを感じることができたのではないかと思います。
ビデオ鑑賞後は、実際に自転車を使って乗り方を学びました。
低学年ではみんなで復唱して乗り方を確認したり、間違った乗り方をしてると注意を呼びかけるなどの教えあう様子が見られました。
高学年も日々の運転マナーを見直す良い機会になったと思います。
今回学んだことを忘れないようにし、被害者にも加害者にもならないような運転を心がけましょう。
御指導いただいた小浜警察署のみなさん、大道交通指導員さん、お忙しい中大変ありがとうございました。

地域探訪シリーズ(第6回)

今回は、神崎地区の紹介です。県道1号線の案内板には(kozaki)と記されており「こうざき」と呼ぶようです。この地域は、佐分利小学校がある鹿野地区より下流に位置します。南側の山から流れてくる佐分利川支流の神崎川周辺に発達した集落です。
県道1号線からみると集落はかなり奥にあり、神崎川の谷は深いことがわかります。この辺では珍しく大麦の畑がありました。まさに麦秋の季節です。写真では見えにくいですが、奥に広がる地域が神崎地区です。
入り口の広い道沿いには、地区の看板がありました。この日(5月26日)は晴天続きのせいか空気がかすんでいて遠くが見えにくいですが、看板の横にかすかに見えるのが佐分利小学校です。直線距離にするとおよそ1.5km強です。現在神崎地区からは1年生が1名だけ通学しています。この1名は、万願寺地区の児童と一緒に登下校させてもらっています。、一度県道1号線を渡って、佐分利川北側の道を歩くため、通学距離は2km以上となります。
甘い栗の花のにおいを楽しみながら、細い旧道を通って集落に入りました。集落の一番奥には、熊野神社がありました。またその左隣にある建物は、薬師堂と呼ばれているようで、大飯秩父三十四札所の第十六番札所となっているようです。謂われや歴史はあまり知りませんが、この地区も古くから脈々と受け継がれた文化や風土が息づいている土地なのだろうと感じました。

2013年5月28日火曜日

さつまもの苗を植えました

 


 今日の2校時に,1・2年生が,先日の奉仕作業できれいにしていただいた学校の農園に,さつまいもの苗を植えました。佐分利地区老人クラブの方が5名来てくださって,子どもたちに植え方を教えてくださったり,上手に植えられるようお手伝いをしてくださったりしました。
 子どもたちは,教えていただいたとおり,土の枕を作って苗を寝かせ,土のおふとんをかけて上手に植えることができました。土の掘りかたが浅いときには,さっと深く穴を掘って,しっかり植えられるようにお手伝いいただいていたようです。心配していた天候もなんとかもち,1時間で無事にすべて植え終えることができました。
 生活科の「ぐんぐんのびろ」の学習で,これからも水やり・観察・収穫等を行います。秋には,大きなさつまいもがたくさん掘れるといいですね。

2013年5月27日月曜日

作文発表会が始まりました

 今日は、2年生2人、4年生2人が発表しました。これから1年かけて68名が全校の前で発表していきます。


 今年から、コの字の形に座って発表を聞きます。発表のあと、すぐに感想を発表するのではなく、いったん近くの子と感想を話し合ってから全体の中で発表するようにしました。



 しっかり友達の発表を聞いて、みんなが自分の思ったこと、感じたこと、質問したいことなどを発表できるようになってくれたらいいなあと思っています。

PTA奉仕作業、ありがとうございました

5月25日(土)、PTA児童福祉部の事業として PTA奉仕作業が行われました。快晴に恵まれたものの日差しが強く暑い中、PTAの方々だけでなく子どもたち、地区の老人クラブの方々などたくさんの人々に御協力いただきました。最初に、PTA会長さんの挨拶と福祉部長さんの指揮のもと、グランドの除草班、学校農園の草刈り班、プール清掃班に分かれての作業です。
佐分利小学校は、宮殿のような校舎、広い校庭、リゾートホテルのようなプールと施設には大変恵まれていますが、逆に維持管理は大変です。このようなPTAや地域の御協力のおかげで成り立っていることを改めて知りました。校庭の除草は、子どもたちも手伝ってくれました。業間マラソンが始まっていますので、このタイミングでの除草は大変ありがたいです。
学校農園は、広く大変恵まれているのですが、逆に草が伸び放題の状態でした。草刈り機を持参いただいた保護者や地域の方のおかげで、2時間ですっかりきれいになりました。
一番手こずったのは、プール清掃です。低学年用の小プールはすぐに水が抜け、清掃が完了しましたが、高学年用の大プールは水がなかなか抜けません。排水溝のところに落ち葉がたまって排水に時間がかかりました。予定より30分遅れの作業でしたが、全員最後まで清掃に取り組んでくださいました。これで、6月中旬から予定しているプール学習ができそうです。今回PTA奉仕作業に御参加いただきましたPTAの方々、地域の方々、ほんとうにありがとうございました。

2013年5月24日金曜日

お茶づくり(3年生)

昨日茶摘みをして蒸した葉を1日かけて乾燥した茶葉の写真です。この茶葉を利用して今日はいよいよほうじ茶づくりです。
1時間目に手分けをして茶葉を焙じました。強いお茶の香りが漂ってきました。「いいにおい」という子とか「くさい」という子など反応は様々です。でもおいしいお茶が飲めることを期待して、一生懸命茶葉を炒りました。
6限目に、できあがった茶葉を使ってほうじ茶をいただきました。やかんでしばらくの間煮立てると、香ばしいにおいと鮮やかな色のお茶の完成です。最初色を確かめたり、香りを楽しんだりしながら、優雅なティータイムです。お茶を飲むと会話がはじけます。昨日摘んだお茶の葉っぱからお茶ができることを体感することができました。
お話を聞くと昔は、鹿野地区でお茶の栽培が盛んで、製品化もされていたとか。3年生の総合的な学習の時間を使っての取組は、お茶づくり体験にとどまらず地域の歴史にも触れる学習となりました。御指導いただいた地域の方の協力があっての活動でした。

プールサイド清掃を行いました!


    本日,気持のいいほどの五月晴れのもと,全校でプールサイド清掃を行いました。

 1・2年生は小プール周りを,3~6年生は大プール周り・トイレ・更衣室・洗体槽・シャワー等を掃除しました。1年間の汚れはかなりのものでしたが,どの子もきれいにしようと一所懸命に取り組んでいました。

 1年生は初めての体験でしたが,オーバーフローの溝をこすればこするほど白くきれいになっていくことがうれしくて,がんばってこすっていました。
 明日は,PTAの奉仕作業でプールの中をきれいにしていただきます。保護者の方々,お世話になりますが,子どもたちのために,よろしくお願いします!

   




業間マラソンと目のリフレッシュタイムが始まりました

本日(5月24日)から、業間マラソンが、昨日から目のリフレッシュタイムが始まりました。業間マラソンは、水曜日と金曜日の2限目終了後の中休み(10時15分から10時30分)を利用して行います。初日の今日は、快晴に恵まれました。合図の音楽が鳴り始めると子どもたちは、学年ごとに集まり、準備体操を行います。
1・2年生はトラックの内側を5分間、3~6年は大回りを10分間走ります。1周走るとマラソンカードに色を塗ることができます。子どもたちと一緒に走りましたが、10分でも積み重ねれば子どもたちの体力の向上に役立つのではないかと思います。なお雨天時は体育館で走ることになっています。
その後、「目のリフレッシュタイム」という遠くをながめて目を休める時間を設けています。この「目のリフレッシュタイム」は毎日10時32分から35分の3分程度実施していきます。本日は業間マラソンの後だったので、校庭で遠くの山を見つめたり、目線を前後左右に動かす運動をしたりしました。
業間マラソンのない日は、3時間目の授業がある教室で行います。写真は昨日の3年生のようすです。佐分利小学校はどこから見ても新緑の山なみを見ることができます。目や体だけでなく心の健康維持にもつながる活動だと思います。

2013年5月23日木曜日

お茶摘み体験!!

 
 
 佐分利小学校にお茶の木が植えてあります。今日は、3年生が総合的な学習の時間にお茶摘み体験をしました。長年、お茶摘み体験でボランティアとしてお世話になっている山本さんに来ていただきました。

 まず、山本さんからお茶の摘み方について教えていただきました。山本さんがあまりにも見事な手つきで新芽を摘まれるので、子どもたちは山本さんを「お師匠さん!」と呼ぶようになりました。学校の木は小さいので、摘むところはないように見えましたが、子どもたちは。「夏も近づく八十八夜♪」と口ずさみ、汗をかきながら丸2時間お茶を摘みました。

お茶摘みが終わると、調理室で汚れた葉を取り除きました。むしろの上は、お茶の葉でいっぱいです。

 次は、お茶の葉を蒸し器で蒸しました。蒸し器から出てくる蒸気の香りを嗅いで「お茶のにおい!!」と大騒ぎ。
次は、蒸した葉をむしろの上に広げ手でもみます。もめばもむほどねちねちしてきます。30分ほどかけて丹念にもみました。「がんばったら茶柱たつかなぁ。」というかわいいつぶやきも聞こえました。

 
最後にむしろの上に葉を広げて、今日の活動は終了です。
 明日、むしろの上で乾燥したお茶の葉をなべで焙じて、ほうじ茶が完成します。午後から山本さんとお茶会をする予定です。自分たちの手で摘んでもんだお茶、どんな味がするか楽しみです。





 

なかよし班の活動がスタートしました

今日から「なかよし班」の活動がスタートしました。「なかよし班」とは、各学年を赤1班、赤2班、白1班、白2班の4つのグループに分けてそのグループで遊びを計画しその遊びをしたり、給食をなかよし班で食べたりするなど縦割り班の活動を行うものです。赤と白があるのは、そのなかよし班がそのまま体育大会の色分けになるからです。先生方もどこかのグループに所属します。
今日は初日なので、最初に6年生がなかよし班活動の説明を行いました。しっかり説明ができていました。そのあと、4つのグループにわかれて、車座になり自己紹介をおこないました。
自己紹介は、事前に自己紹介カードになまえや誕生日、自分の似顔絵、すきなあそび、すきな食べ物、とくいなことなどを記入しておき、それを発表します。1年生の自己紹介では、上級生が助けてあげる場面もありました。
1年生も全員しっかり自己紹介ができました。最後に「よろしくお願いします。」と上級生に御挨拶もできました。小規模校の弱点は、人数が少ないために、どうしても固定的な人間関係の中で生活することになり、その中でコミュニケーションの多様性に欠けることがあげられます。小規模校がどこでも抱えている悩みです。このなかよし班の活動は、少しでも多くの人と接する機会を持ち、多様な人間関係を構築する中で、コミュニケーション能力や協調性を養いたいという願いが込められています。もう歴史がある活動ですが、現代に必要な資質能力の向上に大変意義ある活動だと思いました。